かゆみに対するケア
■かゆみに対するケア
アトピー性皮膚炎で、最大の問題点であるのが
かゆみです。
他人からみれば、たいしたことありませんが、
かゆい本人からすれば、かゆみは耐え難い苦痛です。
乳児は、生理的反応として、かゆければ掻きます。
これはどうしようもありません。
手をしばるわけにもいきません。
爪を切る
手にミトンなどをつけて覆って掻けないようにする
ということも一時的にはできますが、
かゆさをなくすという対処方法ではありませんので、
限界があります。
では、かゆみをとるためにはどうしたらよいのでしょうか?
結論からいうと、薬に頼るしかありません。
薬は
①ステロイド軟膏
②抗アレルギー薬
の2種類あります。
軽症の場合は、保湿剤も有効な場合があります。
また、かゆみを誘発する因子として
・衣類
・温度
・汗
・ドライスキン
・食事
・心理的要因
・ダニ
・ハウスダスト
などもあります
熱すぎるお風呂などで、
体温が上昇しますと、血流が増加して
かゆみを増強させます。
衣類では、ウールによってかゆみを
誘発する場合があります。
また、発汗はアトピー性皮膚炎を悪化させる因子の
一つです。
シャワーや入浴が有効ですが、
逆に、シャワーや入浴を多くしすぎて、
そのたびに石けん等で洗いすぎると
皮膚バリアの低下につながるので注意が必要です。
かゆみは、
中枢神経系
末梢神経系
から伝わるものと考えられています。
ですので、心理的な面も影響します。
乳児の湿疹、アトピー性皮膚炎では、
薬を使用することを拒否する方も多いと
思いますが、
最終的な対処方法は
薬になります。
かゆみがあると、それを掻く
そして湿疹が悪化する
というサイクルを繰り返します。
お母さん方の悩みも
子供が皮膚を掻くことだと思います。
あまりにもかゆがっている場合は
薬を使用して様子をみていくのが
よいのではないでしょうか?
