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食物アレルギーに食物負荷試験は必ず必要か?

■食物アレルギーに食物負荷試験は必ず必要か?

食物アレルギーの判定には、

主に

①食物アレルギー血液検査(特異的IgE抗体の測定)

②食物除去試験・食物負荷試験


があります。(プリックテストなどもありますが)


本当は、

①食物アレルギー血液検査(特異的IgE抗体の測定)

②食物除去試験・食物負荷試験

この両方を行って

食物アレルギーを確定するのが確実な方法です。


まだ、一部の医師によっては

①食物アレルギー血液検査(特異的IgE抗体の測定)

の血液検査の結果だけをみて

食物除去の指導をしている医師がいると言われていますが、

血液検査が陽性だからといって

本当に食物アレルギーかどうかはわかりません。


ですので、

①食物アレルギー血液検査(特異的IgE抗体の測定)

の結果だけで、食物制限を指導された場合は

その医師を疑う必要があります。


正確には、食物除去試験・食物負荷試験を行うこと

つまり実際に食べ物をたべて反応がでるかでないかを

たしかめてから、確定診断できるということです。

すなわち、食物アレルギーを疑うのなら

必ず、食物負荷試験は行う必要があるのです。


ですが必ずしもすべての皮膚科や小児科で

食物負荷試験を行っていないのが現状だと思います。


なぜ、行われていないかは、いろいろと問題があるのですが、

いくつかあげると


・医師の問題(必要ないとおもっている)

・診療報酬の問題(2006年からは、食物負荷試験は

 保険適応になりましたのでこれは解決できました)

・マンパワーの問題
 (食事指導や食物負荷しけんは、時間、労力がかかる)


など

要は医療従事者側(病院)の問題であって、

患者さんはなんら問題はありません。


このような背景から

食物除去試験・食物負荷試験がすべての

施設で行われていないのが現状です。


しかし最近では、

0歳児で最も多いといわれている食物アレルギーの原因の

卵・牛乳は

ある一定値以上の特異IgE抗体を示すときは、

食物負荷試験の結果を予測することができることが

示されてきています。


つまり、そのような場合は、食物負荷試験をうけずに

予測できるということです。


(それだけ、卵・牛乳の食物アレルギーが多いということ
 だと思います)

食物アレルギーは、卵・牛乳・小麦・大豆など

だけではありません。


果物にもあります。


多くの食品に食物アレルギーがあるので、厳密に調べるには

食物負荷試験が必要ということを

知っておいてください。

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