覆面型食物アレルギーとは?
■覆面型食物アレルギーとは?
覆面型食物アレルギーは、本によっては、かくれ型、慢性型
とも言われます。
この覆面型食物アレルギーとは、毎日食べる食べ物によって
起こるアレルギーとされていて、
毎日食べる食べ物とは、卵、牛乳、大豆、その他よく食べる
食品などがあるとされています。
このような食べ物を日常的に摂取すると、初回に摂取した
場合は、数週間~数ヶ月アトピー性皮膚炎を代表とする症状が出て、
その後耐性が得られて、その食べ物を食べても症状がでない日が
続き、症状がでないので、またその食べ物を食べ続けると、
過敏状態となり、また症状が現れ、
その後、その食べ物を摂取するのを止めると、
数週間後には、症状がなくなり、耐性が得られて、
その後また食べ始めると、また症状が出る。
という、なんともややこしいのですが、
簡単に言うと、毎日のように頻回に食べている食べ物が
原因であり、その症状は出る場合と出ない場合がある。
つまり、原因となる食べ物を食べても湿疹が出る場合もあるし、
出ない場合もある。
という食物アレルギーです。
そして、その症状の代表はアトピー性皮膚炎と言われています。
要するに、食物アレルギーに関与するアトピー性皮膚炎が
まさにこれなわけです。
といっても、食物アレルギー診療ガイドライン2005には、
覆面型という言葉はでてきません。
出てくるのは、非即時型の食物アレルギーです。
覆面型食物アレルギーは、耐性獲得しやすいとされています。
また、覆面型食物アレルギーは、IgE抗体の血液検査や
プリックテストなどの皮膚テストでも反応が出ない
場合が多いとされています。
そして、この覆面型食物アレルギーは、固定型食物アレルギーの
10~100倍多いとされています。
つまり、まとめるとこうです。
覆面型食物アレルギーは、IgE抗体の血液検査やプリックテストの
皮膚テストでも反応がでないことがあり、診断しにくい。
また原因となる食べ物を食べても症状が出る場合と
出ない場合があり、診断がされにくい。
症状は、アトピー性皮膚炎が代表的である。
免疫学的機序はわかっていない。
ということなのですが、要するにまだ医学で
解明できていない食物アレルギーということです。
この覆面型食物アレルギーと非即時型の
食物アレルギーは、まったくイコールというものでは
ありませんが、
このような考え方がされているのは、
少なからず、食物アレルギーに関与している
アトピー性皮膚炎があるからだと思います。
医学では根拠のないものは、認められない傾向が
ありますので、
この覆面型食物アレルギーなどは、免疫学的に
説明できないものであり、否定的な先生は多いです。
ただ、私がなぜこの覆面型食物アレルギーを取り上げたかと
言うと、実は母乳育児中のアトピー性皮膚炎で
このような覆面型食物アレルギーに実際に遭遇したことが
多かったからです。
この覆面型アレルギーは、要するに特定原因となる食べ物を
発見することはとても難しいアレルギーです。
なんせ、症状が出るときと出ないときがあるのですから、
いったい本当に原因なのかそうでないのかの判断が
非常にわかりにくいです。
しかし、結局は、その食べ物を除去すれば
症状はよくなるのですから、
もし本当にこの覆面型食物アレルギーが
母乳育児中のアトピー性皮膚炎の原因となるのなら、
食物除去が非常に有効となってくるのです。
そしてその食べ物は耐性を得ることができますので、
耐性を得るまで除去すれば、代表疾患である
アトピー性皮膚炎を治すことができるのでは
と私は思っています。
(あくまで、私が思っているだけで、医学的に
現在は、多くの医師が否定的です。おそらく)
