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食物除去試験とは?

■食物除去試験とは?

食物除去試験は、特定の食べ物を摂取するのを

2週間ほど止めて、湿疹の状態などの

症状が改善するかどうかを確かめる試験です。


食物アレルギーの確定診断を行うための

試験の1つです。

食物アレルギーの特定には、この

食物除去試験と食物負荷試験が必要なのです。


まず、食物除去試験で、調べたい食べ物を除去します。

そして2週間除去したままにします。


授乳中のお母さんの場合は、お母さんがその食べ物を

摂取するのを止めます。

離乳食を食べているお子さんでは、お母さんと

そのお子さん両人とも摂取するのをやめます。


そして、湿疹の状態を観察します。


摂取を止めている食べ物が原因であるなら、

摂取を止めることによって、症状が改善されるはずです。


もし、症状がまったく改善されないのであれば、

おそらくその食べ物が原因ではないということが

考えれますので、違う食べ物に対して

また食物除去を行う必要があります。

2週間の食事制限を行い、湿疹の症状がよくなった

場合は、食べるのを止めた食べ物が原因の

可能性が高いです。

ここまでが、食物除去試験になります。


その後、食物負荷試験により、その止めていた食べ物を

直接負荷することによって、湿疹などの症状が

でるか確かめます。

この食物負荷試験によって、湿疹などの症状が

出てきたら、その食べ物が食物アレルギーなわけです。


ですが、食物負荷試験では、だいたいは即時型のアレルギー

症状は蕁麻疹のような症状が多いと言われています。


ですので、食物アレルギーに関与したアトピー性皮膚炎では、

即時型の反応でない恐れがありますので、

この食物負荷試験で調べようと思ったら、負荷してから

だいぶ時間がたったあとの様子をチェックしないと

いけません。


また、食物除去試験で正しい診断をしたければ、

皮膚の状態やスキンケアを行い、皮膚の状態が

適切な状態になっていないと、正しい診断が

できない恐れがあります。


というのは、アトピー性皮膚炎では、皮膚のバリアが弱くなったり、

スキンケアがちゃんとできなくて、皮膚がカサカサになったりと、

皮膚の状態がそのまま湿疹の原因となっている場合があるからです。


このような皮膚の状態では、食物除去試験を行っても

正しい診断ができない場合がありますので、

皮膚の状態をまずは整えて行うことが大事です。

医師の指示なしで、自ら食べ物を制限しているのも

食物除去試験と同じことです。


食事制限をするのはいいですが、

食事制限をしたことで、本当に湿疹の症状が改善しているのか

どうかということが大事です。


また複数の食べ物で同時に食物除去を行うと、

皮膚症状の改善があっても、いったいどの食べ物を除去した

おかげで、湿疹が改善したのかわからなくなってしまうので、

少量の食べ物で除去していくのがよいと思います。


食物除去試験の方法については、

食物アレルギーガイドライン、もしくは食物アレルギーに

ついて書かれている専門書に書かれています。

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