母乳育児中の食物除去試験
■母乳育児中の食物除去試験
食物アレルギーの原因である食べ物を調べようと思ったら、
食物除去試験が必要となります。
食物除去試験とは、特定の食べ物を2週間摂取するのを止めて
湿疹などの症状が改善するかどうかを確かめる方法です。
0歳児のアトピー性皮膚炎の場合も食物アレルギーが
関与している場合があるので、食物アレルギーを
調べたいところです。
そこで、0歳児の場合の食物除去試験の方法ですが、
0歳児では、完全母乳育児(母乳だけで育てている)の人、
混合母乳育児(母乳とミルクの混合で育てている)の人、
人工栄養育児(ミルクのみで育てている)の人と
3パターンのお母さんがいると思います。
また、さらに、離乳食を与えている人、離乳食を与えていない人
にわけられます。
生後6ヶ月までは、離乳食はいらいないとされていますので、
完全母乳育児で育てている人も多いかと思いますが、
実際の統計上では、混合栄養と人工栄養も多いようです。
それでは、母乳育児を行っている場合は、食物除去はどのように
やるかというと、
それは、除去する食べ物は、お母さんも子供も摂取するのを止めます。
お母さんが食べたものは母乳中にアレルゲンが出てくるので、
お母さんも摂取をやめないといけません。
そして、離乳食を与えている場合は、もちろん子供も
摂取を止めないといけません。
ここらへんの指導は、病院にいけば行ってくれると思います。
ただ、正直言って、完全母乳育児中で、原因食べ物を調べるのは
かなり難しく、日数もかかります。
いきなり、食物除去試験を行うのではなく、まずは食物日記などを
つけて、ある程度の乳児に対する湿疹の症状を把握することが
大切です。
やみくもに食物除去を行うのではなく、ある程度この食べ物が
怪しいと疑いのある食べ物の候補を挙げながら調べる方が
わかりやすいと思います。
また、アトピー性皮膚炎の場合は、食べ物だけが
原因となっているわけではありませんので、
食べ物以外の皮膚のコントロールも大事です。
食物アレルギーに関与するアトピー性皮膚炎では、
原因となる食べ物が複数になっている場合も少なくないと
思います。
たとえば、卵と牛乳など2つであったりする場合も
あります。
また果物が原因の場合もあります。
だいたい、食物アレルギーに関与している食べ物というのは
統計上調べられていますので、どんな食べ物が
食物アレルギーに関与しているのかは、予想をたてる
ことができます。
つまり、卵、牛乳、小麦などは多いことはわかっていますので、
このような頻度の高い食べ物はまず初めに行うのが
効率がよいと思われます。
食物アレルギーが専門の先生がいる病院では、
どのような食べ物が食物アレルギーに関係するのか
知っていますので、その先生に聞くのも方法です。
家の近くに食物アレルギーが専門の先生がいない場合でも
食物アレルギーの専門の本を読めば、どのような食べ物で
アレルギー反応がでているかはたいていのっていますので、
それを参考にするのもよいと思います。
