乳児湿疹なのか?アトピー性皮膚炎なのか?
■乳児湿疹なのか?アトピー性皮膚炎なのか?
自分の赤ちゃんに湿疹が出た場合に、
親が一番気になるのが、
単なる乳児湿疹なのか?
それとも、アトピー性皮膚炎なのか?
ということです。
もちろん、親としては、自分の子供が
アトピー性皮膚炎でなければよいのにと
思うことは不思議なことではありません。
まず、復習ですが、
乳児湿疹とは、乳児にできた湿疹であるので、
アトピー性皮膚炎も乳児湿疹といえます。
しかしここでは、
アトピー性皮膚炎とそれ以外の湿疹というようにわけて、
アトピー性皮膚炎以外の湿疹を
乳児湿疹ということにします。
アトピー性皮膚炎かどうかを診断するのは、医師です。
ですので病院やクリニックに行かないといけませんが、
問題は、湿疹が発生してからの期間です。
アトピー性皮膚炎には定義があります。
アトピー性皮膚炎診療ガイドラインには、
1.かゆみがある
2.左右対称性の湿疹である
3.乳児では2ヶ月以上の慢性、反復性の湿疹である
この3つを満たすと、アトピー性皮膚炎であると
診断できます。
つまり、湿疹の期間が2ヶ月以上ある場合だと
アトピーと診断されるのです。
ですので、いつから湿疹が出始めたのを把握しておく
必要があります。
そうしないと、医師もすぐにアトピー性皮膚炎であると
診断できません。
左右対称の湿疹というのは、
たとえば、ひじだと左右のひじの内側に湿疹があるとか、
ほほなら左右のほほに湿疹がある
耳切れなら左右の耳に耳切れがある
というように左右対称に湿疹が現れているということです。
そしてかゆがっていたら
それはまずアトピー性皮膚炎と思ってよいと思います。
たとえ、薬を使っていても、2ヶ月以上たっても湿疹が
治らない場合は、アトピー性皮膚炎の恐れがあります。
逆に、2ヶ月以内に湿疹が治ったり、
あまり痒がっていなかったり、
左右対称の湿疹でないのなら
アトピー性皮膚炎ではなく、
乳児湿疹であるといえます。
乳児湿疹であれば、薬をつけていればそのうち治ります。
