食物アレルギーの診断
■食物アレルギーの診断
食物アレルギーが疑われる場合は病院(クリニック)に
行くと確定診断までしてくれます。(してくれないところもあります)
しかし食物アレルギーの確定診断はすぐにできるものでは
ありません。
結構、日にちがかかります。
どうゆうことかというと、
最終確定診断には、食物負荷試験を行わないといけないからです。
では、病院受診から食物負荷試験までの診断の流れをみていきましょう。
1.病院に行く
まず病院にいきます。
外来になりますが、そこで問診をうけます。
いつから、湿疹が出始めたのか?
いつ、蕁麻疹がでたのか?
どのようなものを食べると症状がでるのか?
など、食べ物と乳児の症状について話ます。
医師は、お母さん方から聞いた内容をもとに
推定していくので、お母さん方からの情報が多いほど
診断しやすくなります。
逆に、お母さん方から何の情報も提供されない場合、
かなり診断しにくくなります。
基本的には、湿疹が出ている場合は、その症状や
全身症状をみると思いますが、それだけでは
なぜ湿疹が出ているのかは、わからないでしょう。
問診や皮膚症状などから食物アレルギーの疑いがあれば、
免疫学的検査になります。
2.免疫学的検査
免疫学的検査とは、
・血清総IgE値
・特異的IgE抗体
・ヒスタミン遊離試験
などの血液検査
・スクラッチテスト
・プリックテスト
・パッチテスト
などの皮膚テスト
などがあります。
こられの検査は、食物アレルギーの原因をしぼっていくための
検査です。
これらの検査を行ったからといって、確定診断はまだできません。
3.食物除去試験
食物除去試験は、ある特定の食べ物(食物アレルギーの疑いのある食べ物)
を2週間ほど除去して、湿疹などの症状がどうなるかを
診断するテストです。
たとえば、卵を2週間摂取するのをやめて、その時の
乳児の湿疹の状態、全身状態を把握して判断します。
症状が改善されている場合は、その食べ物を除去した結果
改善している場合が考えられますが、まだここでも
確定診断までにはいたりません。
4.食物負荷試験
食物除去試験で、症状が改善された場合、その食べ物を負荷する
ことによって、湿疹などの皮膚症状などが誘発されるかどうか
をみるテストです。
食べて見て皮膚症状がでたり、湿疹が悪化したりすれば
その食べ物が食物アレルギーの原因ということになります。
つまり確定診断です。
このように、食物アレルギーの診断は
日数がかかります。
またちゃんとフォローしてくれる病院を探す必要があります。
最後まで食物アレルギーの診断をするのは、なかなか面倒ですが、
原因を一つ一つ探っていくことが必要なのです。
食物アレルギーの診断については、できれば食物アレルギーの専門医が
いる病院がよいですが、少ないです。
病院によっては、食物負荷試験までちゃんと行ってくれない病院も
あるかと思いますので、注意が必要です。
