アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2006
■アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2006
監修:山本昇壯・河野陽一
作成:社団法人日本アレルギー学会
アトピー性皮膚炎ガイドライン専門部会
協和企画
定価 2000円
おすすめ度:★★★★
難易度 :★★
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アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2006は、
・アトピー性皮膚炎の定義・疾患概念、病態生理・病因
・アトピー性皮膚炎の疫学
・アトピー性皮膚炎の診断
・アトピー性皮膚炎の臨床症状
・アトピー性皮膚炎の基本治療の概要
・アトピー性皮膚炎の原因・悪化因子の検索と対策
・アトピー性皮膚炎のスキンケア
・アトピー性皮膚炎の薬物療法
・アトピー性皮膚炎の基本治療以外の付加的治療
・アトピー性皮膚炎の経過中の注意事項
などの内容がのっています。
一通り読めば、アトピー性皮膚炎の診断から治療まで
わかるようになっています。
ステロイドについての作用機序や使用方法なども
のっています。
またこのガイドラインは全年齢を対象としたものなので
乳児のアトピー性皮膚炎に特化したガイドラインでは
ありません。
また食物アレルギーに関しては、のっていません。
ですので、食物アレルギーを合併したアトピー性皮膚炎の
場合は、
食物アレルギー診療ガイドライン2005と
このアトピー性皮膚炎診療ガイドライン2006の
両方を読むことをおすすめします。
さて、内容ですが、医師向けに書かれたものですが、
たいへんわかりやすくなっているので、一般の方でも
読めます。
また、アトピー性皮膚炎について正しい情報を知っておくためにも
読んでおいたほうが良いと思います。
ステロイドや非ステロイド性抗炎症剤、抗アレルギー薬
などについても載っていますので、
ステロイドに不信感のある方も、読んでみるとよいと
思います。
基本的にこのガイドラインは、現在の日本のアトピー性皮膚炎の
治療のスタンダードになるものであるので
この方法が基準にあって、それ以外の治療方法もあるという感じで
把握してもらえば、現在の治療方法がスタンダードな方法なのか、
スタンダードではない方法なのかが、わかると思います。
アトピー性皮膚炎治療は、いろいろなこと主張する先生が
いますので、まずはこのガイドラインを見て、その方法を
客観的にみる必要があります。
ただし、このガイドラインの方法が絶対に正しいという
わけではありません。
医学に完全はありませんし、アトピー性皮膚炎についても
まだまだ分かっていない面が多々あります。
あくまで、基準ということです。
このガイドラインに沿っていないからダメ
というわけではありません。
また、個人個人体質がありますので、
すべてがこのガイドラインどおりになるとは
限りません。
いまだに原因不明なのがアトピー性皮膚炎です。
治る場合も原因不明の場合もあります。
このアトピー性皮膚炎診療ガイドラインは
2000円と安いので、
アトピー性皮膚炎の方やアトピー性皮膚炎の
疑いのある方は購入してみることをおすすめします。
