サイトカイン(別冊医学のあゆみ)
■サイトカイン(別冊医学のあゆみ)
編集 宮坂信之・宮島篤
医歯薬出版
定価 9870円
おすすめ度:★
難易度 :★★★★★
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この本はサイトカインにかかれた本です。
サイトカインというのは、細胞間でのコミュニケーション
を行う分子・伝達物質です。
サイトカインはいろいろあり、そのすべての総称が
サイトカインというものです。
生体はこのようなサイトカインを含むさまざまな
伝達物質によって指令を出したり受け取ったり
しています。
免疫にも関与しています。
アトピー性皮膚炎も食物アレルギーも
サイトカインは関与しています。
そのサイトカインについて書かれた本が
この本です。
もちろん医師向けであるので、一般の方では
理解するのは難しいです。
サイトカインというのは単独ではなく
複数が複雑に関与しています。
ですので、その複数の作用を解明するのは
なかなか難しいです。
アトピー性皮膚炎を詳しく解明しようとすれば、
サイトカインと細胞について理解しなければ
ならなくなります。
しかし臨床ではそのようなサイトカインの血中濃度を
測定したりすることはありません。
今のところ食物アレルギーであったとしても
特異的IgE抗体を測定するくらいで、
サイトカインの測定はしません。
ですが、研究の段階では、サイトカインを測定したり
しています。
サイトカインレベルで考えていくと、結局
なにが原因で、なにが原因でないのかが、
わかったようで、実はさっぱりわからない
ということがよくあります。
結局、仮定での話でしかなかったりします。
それほど生体はまだまだ未知の世界といったこと
なのだと思います。
アトピー性皮膚炎が自然治癒するのも
なぞのままです。
