卵のアレルゲンについての詳しい説明
■卵のアレルゲンについての詳しい説明
卵の主要なアレルゲンとしては、
●卵白
①オボムコイド 分子量28000
②オバルブミン 分子量45000
③オボトランスフェリン 分子量76600
④鶏卵リゾチーム 分子量14300
●卵黄
①ニワトリ血清アルブミン 分子量69000
があります。
主なアレルゲンは卵白に存在します。
卵白は40種類以上のタンパクからなっています。
●卵白中のタンパクの構成比率
卵白中には以下のような%でアレルゲンが含まれています。
・54% オバルブミン
・11% オボムコイド
・3.4% リゾチーム
これらの抗原性が高いとされています。
このうち、オバルブミンは加熱によって凝固し、
加熱によって、抗原性が低下する場合があります。
つまり生卵ではアレルギー反応がでるけど、
加熱したらアレルギー反応が出なくなったということが
起こりうるわけです。
一方、オボムコイドは加熱によっても凝固しないので、
加熱によっても抗原性は低下しません。
また、オボムコイドは水溶液中にも溶出されます。
これらの
・54% オバルブミン
・11% オボムコイド
・3.4% リゾチーム
による抗原によって
卵アレルギーは起こるわけです。
卵アレルギーの場合は、卵を除去して
アレルギー発症を防ぐことになります。
では、いつになったら卵を食べられるようになるのかというと
それは人によって異なりますが、
2歳あたりから、加熱した卵を少量ずつ開始して
様子をみるのがよいとされています。
ただ、この場合、即時型アレルギーに十分
注意しなければなりません。
不安な方はアレルギー科や食物負荷試験を
行っている病院によって、卵の負荷試験をおこなって
もらってためすとよいと思います。
2歳3歳と年齢が経つにつれて、卵が大丈夫に
なっていく率は高くなっていきます。
卵が摂取できない場合でも、他の食べ物で
代替できますので、
なるべく早く卵を食べささないといけないという
わけではありません。
小学校までには大半が食べれるようになるようですので、
あまり神経質になる必要はないと思います。
