即時型食物アレルギー誘発時の除去食期間
■即時型食物アレルギー誘発時の除去食期間
即時型食物アレルギーとは、食べ物を食べたあとで
2時間以内にアレルギー症状がでた場合です。
この即時型食物アレルギーを誘発したお子様の場合は、
自然耐性化までにアレルギーを起こした食べ物を
除去しないといけません。
その除去する期間ですが、
●卵・牛乳・小麦の場合
・12~18ヶ月の除去後に負荷試験を行う
・負荷試験が陽性だった場合は、2~3年後ごと
に負荷試験を行う
●大豆の場合
・1年間の除去後に負荷試験を行う
・負荷試験陽性の場合は2年ごとに負荷試験を行う
●ピーナッツ・魚・ナッツ
・3年間除去後に負荷試験を行う
・負荷試験陽性の場合はさらに2~3年ごとに負荷
試験を行う
●その他の食べ物
・12~18ヶ月ごとに負荷試験を行う
と書かれている場合が多いです。
これはあくまで目安ですので、実際にどのくらい除去して
どのくらいの時期に負荷試験を行い確かめるのか
というのは、その先生の意見によって異なります。
ですので、診察した医師の指示により違いますので
注意が必要です。
おそらくどれが正しいというのはないと思いますが、
期間を長くするのは、また即時型アレルギー反応を
起こすことを防ぐというのと、
自然耐性を得るためですね。
どのくらいの時期で耐性が得られるかは、食物によって
ことなるようです。
小麦
↓
牛乳
↓
卵
の順で耐性を獲得する場合が多いという報告があります。
しかし耐性獲得は患者さんごとに違うらしいので、
何歳までにどの食べ物の耐性が獲得できるかは、個人によって
違います。
国立相模原病院での報告では、
食物除去率は、
●0~1歳
卵 100%
牛乳 90~100%
小麦 90~100%
大豆 60~100%
●1~2歳
卵 90%
牛乳 50~60%
小麦 50~75%
大豆 30~50%
●2~3歳
卵 70%
牛乳 40%
小麦 35%
大豆 20%
となっています。
(最新 食物アレルギー P211 より引用)
年齢が行くほど、除去率が低下していることがわかります。
卵が一番耐性獲得するのが遅いということですね。
これをみると、3歳でも完全に食べられるわけでは
ないということですね。
個人差があると思いますが、気長に除去を行うという
気持ちが大切かもしれません。
