母乳と乳児の免疫の関係
■母乳と乳児の免疫の関係
母乳にはさまざまな栄養素が含まれていますが、
母乳には感染を防いだり、免疫を調整したりする
物質も含まれています。
どのようなものがあるのかというと、
●母乳中の感染を防いだり、免疫を調整したりする物質
としては、
・免疫グロブリン
・ラクトフェリン
・ライソザイム
・オリゴサッカライド
・脂質
・白血球
(マクロファージ、リンパ球)
・プロラクチン
・抗イディオタイプ抗体
・ヌクレオチド
・サイトカイン
などがあります。
細かい説明はしませんが、
母乳中には栄養素だけではなく、このような感染防御物質や
免疫調整物質が含まれているわけです。
たとえば、免疫グロブリンである、sIgAという
分泌型の免疫グロブリンAというものは、
主に、乳児の腸管での免疫機能として働きます。
この免疫機能により、侵入してきた異物や細菌などの
防御を行います。
母乳中に含まれている
・免疫グロブリン
・ラクトフェリン
・ライソザイム
・オリゴサッカライド
・脂質
・白血球
(マクロファージ、リンパ球)
・プロラクチン
・抗イディオタイプ抗体
・ヌクレオチド
・サイトカイン
などの感染防御物質や免疫調整物質は、
人工ミルクには含まれていないものもあります。
つまり、母乳だけに含まれているものです。
栄養素は、人工的にミルクに含ませることができますが、
これらの感染防御物質や免疫調整物質は、
人工ミルクに含ませるのは不可能な物質もあります。
ですので、母乳と人工ミルクの違いは、
このような栄養素以外の物質で母乳が勝っていることは
否定できません。
これらの感染防御物質や免疫調整物質が、食物アレルギーや
アレルギー、アトピー性皮膚炎の発症やなりやすさと
どう関係しているのかの研究はいろいろとあります。
まだはっきりと分かっているわけではありませんが、
母乳育児を長期的に続けている場合は、これらの物質を
補給することができるわけですから、
人工ミルクよりは単純に考えてもよさそうという
ことは分かると思います。
このようなことから、母乳育児を長期間続けると、
それ以外の場合に比べ、疾患にかかりにくいという
報告があります。
