食物アレルギー専門の医師は少ない?
■食物アレルギー専門の医師は少ない?
乳児の湿疹が出た場合、湿疹が長引く場合は、
食物アレルギーを疑う必要があります。
それは、0歳児の約10人に1人は食物アレルギーがあると
言われているからです。
そしてその場合、食物アレルギーを専門とする医師に診てもらうと
よいです。
ですが、ここで問題があります。
それは食物アレルギーを専門としている医師は少ないということです。
みなさん思い出して見てください。
だいたい病院に行くと、内科、外科、耳鼻科、皮膚科、
小児科、産婦人科、循環器科、呼吸器科、消化器科など
はよく見かけるとおもいますが、
アレルギー科ってあまりないですよね。
そしてあったとしてもだいたい喘息や花粉症などを診る
場合が多いです。
なので食物アレルギーを専門にしている先生ってすくないのです。
ということは必然的にそのような病院も少ないということになります。
本当に食物アレルギーの検査をしようとしたら、
アレルギー検査だけでなく、
食物除去試験と負荷試験を行うはずです。(一部例外あり)
ですので、アレルギーの血液検査はしてもらったけど、
食物除去試験や負荷試験の話がでてこなくて、
いつまでたってもこれらの試験を行わない先生はこれらの
質問をして、もしちゃんと答えてくれないのなら、
違う病院に行った方がよいです。
小児科や皮膚科に行って、ぬり薬をもらって、
それをぬるように指導され、一時期は湿疹は治ったが、
薬をやめるとまた湿疹がでてきて、本当にこのまま薬をぬり続けて
いいのか悩んでいるお母さんや、
5~10種類くらいの食物を除去しろといわれて、
いつまで除去するかもわからず、たいへん苦労して食事をしている
お母さんなど、悩みが解消されないお母さんがいるのではない
でしょうか?
正直、患者さんであるお母さんの話を親身に聞くことなく、
逆にお母さんに悩みをもたらす医師はいると思います。
通常、診察において医師と患者の関係は患者の方が弱い立場に
います。
ですので、本当はあれやこれや聞きたいけど、
「こんなこと聞いていいのかしら」と遠慮して先生にすべてを
聞けないお母さんは多いと思います。
私たち夫婦は医療従事者で病院で働いていましたので、
偉そうな医師や質問しにくい医師がいるのは十分承知です。
もちろんいい医師の方が多いのですが、
すべての医師が親身に話を聞いてくれたり、
真実を教えてくれたりするわけではありません。
本当は信頼関係が重要なのですけど、その一方で疑うことも
重要です。(最近は医師を疑う人の方が多いようですが)
食物アレルギーについては、
「食物アレルギー診療ガイドライン2005」
というものが日本小児科アレルギー学会
食物アレルギー委員会によって作成されていますので、
そちらをまず読んでみることをおすすめします。
一般の方でも読むことができます。
(本は2000円で売っています)
