母乳の栄養学
■母乳の栄養学
清澤 功 著
金原出版株式会社
定価 8000円
おすすめ度:★★
難易度 :★★★★
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この本は、母乳のついての専門書です。
・母乳成分の組成と性状
・母乳中のタンパク質
・母乳中の脂質
・母乳中の糖質
・母乳成分の栄養生理
など
母乳の成分について書かれた本です。
人工ミルクに、含まれている栄養分が
書かれているように、
母乳にもいろいろな栄養分があります。
乳児期は母乳で育つわけですが、
特に0歳では、母乳がメインの食事と
なるわけです。
0歳児にとっては、母乳が栄養分ですので、
その母乳の栄養分の濃度や
どんなものが含まれているのかを
知ることが栄養管理の第一歩だと
思います。
しかし、母乳の内容物について詳しく書かれた
本というのは、ほんとにないです。
母乳中の栄養成分の濃度は、1日の中でも
朝、昼、夜で変化します。
また母乳を飲んでいる時でも、飲み始めと
飲み終わりでは母乳中の栄養成分の濃度は
変化します。
さらに、生後1ヶ月、3ヶ月、1年と
月日が経つにつれて、母乳中の栄養成分の濃度は
変化します。
つまり、単純に母乳中の栄養成分の濃度は、
○○です。
とは言えないわけです。
また、母親が食べたものの内どんなものが
母乳中に移行するのかというのも
知っておくべき重要なテーマです。
アルコールやカフェインは母乳中に出てきます。
これと同じように、母親が摂取した栄養物も
母乳に栄養するものがあります。
一方、母親がサプリメントなどで栄養補給しても
母乳中の濃度にはほとんど影響しないものも
あります。
このようにかなり複雑なしくみで、母乳中の栄養成分濃度は
調節されているようです。
このような母乳に関する化学的な内容が
本書には書かれています。
