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乳児のタンパク質の消化と食物アレルギーの関係

■乳児のタンパク質の消化と食物アレルギーの関係

食べ物を食べると、胃や小腸で消化されるわけですが、

食品中のタンパク質も消化されます。


タンパク質は、胃でペプシンという酵素に

よって消化されます。


しかし、乳児の場合は、このペプシンによる

消化が成人にくらべて、いまいちとなっています。

つまり、成人にくらべて消化力が弱いのです。


理由は、乳児の胃のpHは4くらいで、

成人は2くらいだからです。

ペプシンは、phが2前後が最適phで

よく働きます。

乳児のpHは4前後であり、ペプシンは

あまりよく働きません。


このような理由で、乳児は消化力が

弱いのです。


この消化力は2歳ごろに成人レベルに達するようです。


このように、消化が未熟なことが

食物アレルギーにどのくらい関係しているかは

わかりませんが、

消化が弱いということはそれだけ

タンパク質を分解できないわけです。


タンパク質は、アミノ酸、ペプチドまで

分解されます。

そして小腸の粘膜から吸収されます。


食物アレルギーの原因は、このタンパク質です。

アレルゲンであるタンパクの分子が

小腸粘膜から吸収され血中に入ることによって

アレルギー反応が起こります。


ですので、消化管の能力というのも

少なからず食物アレルギーに関係していると

考えられます。


あとは、そのタンパク質の大きさ、分子量ですね。


アレルギー反応、つまり抗原、抗体反応を

おこすにはある程度の大きさのタンパクである

必要があります。

結局、乳児は食物アレルギーが起こりやすい

状態にあるということですね。


そして年齢が経つと、消化管も成長し、

食物アレルギーも起こりにくくなるということです。


もちろん、これだけが食物アレルギーの原因では

ありません。


ただ、乳児は消化力が弱いということを

知っておくことは重要です。

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